粋な名前「源平桃」 見事に咲き誇っていました
日本の歴史を感じる
源平桃
桜が咲くこの季節
私には
もうひとつ楽しみにしている花があります
それがこの源平桃
紅・白・桃色の3色の花々が
一本の木から咲く
不思議な木
桜?梅?と迷うこの木は桃
何故
源平桃という名がついたのかというと
壇ノ浦の戦いの源氏と平家の合戦を
見立てていて
お互いに競い合うように
花を咲かせていることが
その由来のよう
ご存知
源氏は白 平家は紅ですからね
調べてみると
江戸時代に日本の品種改良によって
誕生したそう
でもそれを
ただの紅白桃という名前ではなく
源平と名付けるところが
さすが江戸!
粋ですね
風流を感じます
おかげで
歴史のロマンを想像しながら
観賞できて
余計心に残ります
日本の歴史は本当に面白いと
大人になってから
興味を持ち始めたのですが
日本でチーム分けするときに
紅白にするのも
この源氏(白)と平家(紅)の戦いから来ていると
知ったときは
確実に歴史が語り継がれていることに
嬉しくなったことを
思い出します
余談ですが
ヤマ勘が外れるっていいますよね?
武田信玄の軍師
山本勘助の戦法はいつも確実だったのが
4度目の川中島の合戦で
武田軍が大敗を喫するのですが
山本勘助のカンが珍しく外れ
本人もこの戦いで
討ち取られてしまったことから
言われるようになったと
語り部の方が教えてくれました
花からこんなことも
連想させてくれるなんて・・・ね